健康で文化的な最低限度の生活。

ここ最近気圧が安定せず、偏頭痛持ちの僕には地獄のような日々が続いてる。

今日はホントにダメすぎて夕方もうホントに無理だった。

 

そんなこんなでなんとか金曜日まで漕ぎ着けた。

伏兵がおり、まさかまさかの明日も仕事だが、今日は華金だと思って過ごそうか。

 

1人だとあんまり料理をしない。

自分の為にする料理って何であんなにも空しいんだろう。

答えはそう、人の笑顔が見られないからだ。

 

それでも、健康で文化的な生活を送る為にも頑張って今日は料理をしよう。これは我々の権利だから。

 

早速仕事帰りに、最寄りの巨大冷蔵庫へ赴く。

 

さてはて、何をつくろうか…

脳内の検索に引っかかる料理はそれ程多くはない。

28年生きてきて、食事は毎日しているにも関わらず乏しいレパートリーは、これまでの怠惰な生活を象徴するものなのか。

 

ブロック肉、

ブラウンマッシュルーム、

玉ねぎ、

赤ワイン、

バケット

 

はい。

今日は既製品を使わないで、赤ワインを使ってデミグラス(豚肉使うから正確にはデミではない)を手作りしながら、そのままポークシチューを作ろうと思う。

 

煮込み料理は得意だ。

今回のメンツならどんなに転んでも和衷共同となること間違いなしだ。

皆仲良く煮詰まれよ。

1人でそんな気色悪い脳内会話をしながら、お酒を飲みながら混ぜ混ぜする時間を楽しむ。

 

なんだか、悩みごとがあったり考え事をする時、煮込み料理を作る機会が多い気がする。

一つ一つ主張してた具材がグズグズになって、抵抗が無くなっていく姿を見ていると心が安らぐ。(キモい)

僕のとっちらかった脳内も沢山の時間をかけて、混ぜて混ぜて一色になったらいいのに。

 

また、煮込み料理は絶対に時間がかかる。

忙しい日々の中で強制的に時間が止まるので、生活のペースダウンに繋がって良いのではなかろうか。

どうだ、この思考は結構乙だろう。

 

ぐちぐちと言ったがまぁ、なんだ。

赤ワインが飲みたかっただけなんだけどね。