VS想い出

家の中の事情やその他色々な事情により、何年かに一度、部屋から部屋への大移動を行う。

そんな今回の連休も大移動の時期がやってきた。

 

部屋から部屋へ荷物を移動する。

毎回の作業中「また、今回もいらぬものが増えてしまったなあ。」と感じる。

ただ、自分の買ったものならば、「次はお金を大切に使えよ俺」と呟きながら捨ててしまえばいい。

しかし、想い出の詰まったもの、人と時間を共有したものなどはなかなか捨てられないんだよね。

 

部活の想い出、数少ない友人たちとの想いで、これまで、付き合ってきた方たちとの想いで。。。

それらのモノを断腸の想いで選別することが断捨離なんだろうな。

毎回、部屋の引っ越しのタイミングで、「よし!断捨離するぞ!」と息巻いて取り組むが、毎回うまくいかない。

 

そんな作業中、一番最初に先行する思いは、「辛い」だ。

いるいらないを選択することや、その作業に取り組むことは、全くめんどくさくないし辛くもない。

 

忘れていたモノでも、見ればある程度その時の感情がよみがえる。

良いことも、苦いことも。

それらの過去の感情に勝てない自分と向き合うことが「辛い」と感じてしまうんだろうな。

 

まぁ、はい、言い訳ですよね。

 

今を生きるだけではなく、いつかちゃんと自分の想い出たちとも向き合っていきたいな。